英語教育と英語学の歴史
「なんで英語やるの?」の戦後史 ??《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程
- 作者: 寺沢拓敬
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2014/02/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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江戸時代・その後
本音: アメリカの属国として英語を学んでアメリカの人々に仲良くしてもらいたい。
建前: 本音をズバリ言えないから、教養だったり何かしらの理由づけをして英語学習を全国展開したい。
Cf. 昔の漢文 エリートが中国の人と仲良くしてもらうために行っていた。
本当に鎖国していたのか?
・江戸時代: オランダとのみ交易
・WWⅡ後: 基本アメリカと交易
構造はほとんど同じ
冷戦期
逆コース:冷戦期にアメリカとの関係性から本音と建前が見え隠れ。
英語を「選択」にするか「必修」にするか本気で悩んでいた。
選択: 一部だけでいい
必修: 教育の平等性
お互いの立場が譲らず、ぐちゃぐちゃになった。
結局なし崩し的にいまの形になった。 英語があるから英語をやるみたいな。
実用目的なのか、教養目的なのか、どっちつかずで結局うまく行っていない。
市民の考え:「英語は減らせない」「損は嫌だ」「みんなと違うのは嫌だ。」
言語学における文法のダイナミズム
Pedagogical
Behaviorism
刺激 → ブラックボックス → 反応
パターンプラクティス
デンマークのオットー・イェスペルセン
https://ja.wikipedia.org/wiki/オットー・イェスペルセン
ゲルマン語→英語は簡単
記述言語 ブルーム・フィールド
ネイティブアメリカン・動物 にも言語はあるという捉え方をした。
18世紀 規範文法
https://ja.wikipedia.org/wiki/規範文法
記述文法と比較される。
Theoretical
理性・能力
Cartesian linguistics デカルト派言語学
Speculative 合理性の文法
人間らしさ、複雑性
https://ja.wikipedia.org/wiki/ノーム・チョムスキー
昨今の悪しき populism
Brics Mint
これらの国が higher education を求めてコンピュータと読み書き(英語)を学んでいる。
グローバルなレベルで英語学習が大衆化している。 Massiication
求めているのは diversity / global citizen
この動きを嘲笑しているのが悪しき populism
教育政策研究所→文部科学省
パターンプラクティス(シカゴ)
パーマー・語研 (イギリス)
日本人の小学生が全員ひらがな・カタカナ・漢字を読み書きできるのは奇跡。
寺子屋から続く小学校のシステムと、日本人の生み出したひらがなの効果。
Cf. イギリスの庶民は階級によって識字率に差があった。
これからの学び
Google / AI /Oxford
数学/バイオ/ケンブリッジ
UCA スタンフォード 西海岸
MIT 応用
最近はAIにAffection 感情・情動を認知させる。
文学をAIに読めせたり。自動車事故を運転者の感情を読み取ることで事故をなくす。
事故亡くなった時に困る臓器問題をマッキンゼーは考え始めている。
公式:ハーバードビジネススクール